北海道庁 赤レンガ旧庁舎

1.事前準備
 札幌駅の近くにある有名な場所なので事前調査なしに訪れました。

  

2.移動経路
 札幌駅を起点に三つの経路を使いました。迷わずに着けば正門までいずれも10分ほどです。
 JR札幌駅から道庁赤れんがへの移動経路
 赤色の経路:JR札幌駅から地上をたどる経路。
 利点は道に迷わないことと、季節や天候に恵まれるなら札幌の街並みを楽しめること。 JR札幌駅の南口広場から駅前通を大通方向に進み、三つ目の信号交差点で右側に赤レンガ庁舎が見えます。
 青色の経路:地下鉄札幌駅から近い経路。
 地上区間が短く、天候や季節の影響の少ない経路です。 車イスで地上に出るには地下鉄通路の12番出口のエレベータ経由が最寄です。ただ2013年現在で建物改築工事のため使えません。
 緑色の経路:札幌駅地下街から近い経路。
 アスティ45ビルから地上に出ると、交差点ひとつを越えると道庁の前庭です。 地下通路に急傾斜区間があるのと地上に出る際に方向を失いやすいのとが難点です。
 春の暖かな日に踏査しましたが、感覚的な距離は赤の経路が最短でした。 前後の行動予定や、お好みで経路選択ができます。

3.赤レンガ庁舎
 上の略図で灰色に塗った部分が一般車両の進入制限区間です。 正門から入ると前庭を楽しみながら庁舎を眺められます。
 建物の裏正面です
 赤レンガ庁舎の車イスでの見学について照会したところ、次の回答がありました。 同庁舎が重要文化財であることとスペースの制約からエレベータ等の設置が難しく、施設的な対応がないとのこと。 ただし、玄関の階段横にインターフォンがあり、要請があれば入館の手伝いをする由でした。
 池の周りに踏みわけ道がありますが、縁石を越えるのに助けが要ります。
 池越しの道庁赤レンガ
4.付帯設備
 北海道庁の ホームページ に車イス対応トイレがある旨あります。 庁舎内に入るには警備員さんに運び上げ、帰りにまた下ろしてもらわねばならないので、トイレは未調査です。

5.札幌駅へのアクセス
 札幌市営地下鉄のバリアフリーの情報が えきペディア にあります。また、JR北海道は同社の バリアフリー情報 にあります。

6.コメント
 赤レンガ庁舎は札幌観光の記念写真スポットです。ゆっくりできるなら池の周りの木陰で過ごすのも一興です。 ただ、舗装の際に段差20㎝の縁石があり、自力で越えられるのは南側の池の一箇所だけでした。