豊平峡ダム園地

1.事前準備
 札幌市街から国道230号を車で南に1時間程の紅葉の名所です。 ダムサイトに通じる最後の2㎞程の道は未供用で、徒歩か電気バスの利用になります。 そこで、車イスでの電気バスの利用について札幌リゾート開発公社の ホームページ豊平峡 を参照しました。ハイブリッド電気バスの 案内 によると、リフト付きバスがある由です。

  

2.駐車場とバス乗り場
 定山渓温泉街を南に過ぎた辺りの左側に分岐します。道路案内に従い進むとトンネルの手前に駐車場があります。 障害者用駐車スペースは駐車場の一番奥、一般駐車場より一段高い場所に3台分あります。

3.ダム資料館まで
 駐車場からバスの乗車券売り場までは勾配3%ほどの舗装道路で、移動が楽です。リフト付きのバスでダムサイトまで5分足らずです。
 ダムサイト付近の観光ポイントは三つです。
 第一はダムの頂上から両岸に迫る山並みの紅葉と、貯水池の眺めです。
 第二はレストハウスから見るアーチダムと放流です。
 レストハウスは崖の上にあり、通路が10%以上の急傾斜で登れません。 リフトカーもありますが、乗り場まで階段ですので車イスでは無理です。
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 第三は貯水池の上流側にあるダム資料館"ひふみみはなめ"です。
 ダム資料館にエレベータがあるので一、二階とも見られます。 公園区域が概ね水平で、通路がアスファルト舗装なので、レストハウス以外なら車イスで行けます。
4.付帯設備
 車イス対応トイレは常設2箇所と臨時1箇所の計3箇所がありました。
 駐車場のトイレは障害者用駐車スペースと段差なしで常設でした。
5.公共交通機関によるアクセス
 定山渓温泉街から電気バス乗り場のある駐車場まで 有料シャトルバス があります。

6.コメント
 紅葉の最盛期の日曜日の朝に訪れましたが、着いた時刻が9時過ぎと早く道も駐車場も空いていました。 10時半頃に帰る折、駐車場に通じる道に自家用車が列を作っていました。 紅葉時期は大渋滞しますので、排泄のタイミングを含め行程管理にご注意ください。
 ちなみに、貯水池の対岸の岩場に光の差す時間帯は午前の早いうちで、そんな意味でも渋滞の始まる前の訪問を勧めます。
 対岸の岩場の紅葉が盛りでした