五天山公園

1.事前準備
 北海道庁の バリアフリー・マップ で車イス対応トイレを確認しました。

  

2.五天山公園まで
 手稲左股通りを南進、住宅の途切れる辺りの右側に公園があります。 入口を入ると左右に駐車場があり、右側に障害者用スペースがあります。

3.五天山公園
 公園の施設と園路勾配を下に示します。 右半分が比較的起伏が少なく、左半分が大きな傾斜区域です。
 公園の施設と園路の縦断勾配
《管理所周辺》
 子ども広場に滑り台等の遊具があります。子ども広場、芝生広場、湿地脇の木道や炊事広場がおおむね平坦な園路で繋がります。
《ホタルの小川&九十九折ゾーン》
 中央広場からホタルの小川に4%ほどの上り坂ですが、舗装表面が平滑なので軽い負担で上れます。
 中央広場から見える階段の上に展望場所があり、階段の左右に九十九折の園路があります。 園路は公園の左側を除くと、おおむね5%前後ですが、九十九折に部分的に急勾配区間があります。
4.付帯設備
 公園内の各所に、計3個所の車イス対応トイレがあります。
5.公共交通機関によるアクセス
 地下鉄東西線 琴似駅 からバスの連絡がある由です。

6.コメント
 急傾斜地に階段と勾配5%の九十九折とを設けた珍しい公園です。 縦断勾配5%の園路は、福祉施設マニュアルの車イス対応を視野に入れた設計と考えます。 ただ、前後の縦断勾配から避けられる急勾配区間のあることが残念です。一本道がその区間にある最も厳しい条件が、全体の利用可能性を支配するからです。