野幌総合運動公園

1.事前準備
  野幌総合運動公園 に電話し、硬式野球場が車イスで観覧可能であり、車イス対応トイレが球場外の近くにあると確認しました。

  

2.運動公園まで
 江別市街から江別恵庭線を南下すると、野幌総合運動公園の案内標識があります。 信号を曲がると突き当たりに野幌総合運動公園があり、各利用施設付近に駐車場がありました。 体育館の脇に車イスの国際マークがあり、体育館前のロータリーに進入路を見つけてとめられました。 駐車場から野球場へはおおむね平坦な通路で結ばれています。 硬式野球場以外の施設も調べてきたので合わせて紹介します。
3.野幌総合運動公園
《硬式野球場》
 硬式野球場には内外野に観覧席があり、1、3塁側にそれぞれ進入路がありました。ただし、すべての通路にゲートがあり、内野はロープで、外野が鍵で閉じられていました。
 球場関係者が見当たらないので、内野の観覧席に通じるゲートのロープを解いて中に入りました。通路は高さ2.5m、勾配12%の傾斜路で、観覧席はお立ち台式でした。
《軟式野球場》
 硬式野球場の内野に観覧席があり、1、3塁側にそれぞれ進入路がありました。調査当日は使われていないため、鍵で閉じられていました。
《陸上競技場》
 陸上競技場には土盛りのスタンドがありますが、道路から階段が3段あります。
《テニス場》
 競技者がテニスコートに下りる傾斜路はありました。 他方、コート脇にスタンドがありましたが、車イスでの進入路は見つけられません。
4.付帯設備
 車イス対応のトイレは公園内の各所にあります。 また、硬式野球場はバックネット裏のスタンド内にあります。
5.公共交通機関によるアクセス
 JR函館本線 野幌駅 下車、バス約10分の由です。

6.コメント
 冒頭の事前問い合わせに対する「車イス用で観戦できる」とは構造物の説明で、運用上は異なる扱いです。 現地ではゲートを固定するロープを解き、ゲートを引きずりながら球場内に入りました。この方法が運営者の想定どおりか、筆者のやりすぎなのか分かりません。