札幌ドーム
サッカーJリーグ

1.事前準備
 コンサドーレ札幌のホームページにある チケット券種・価格表のページ によると車イス席のチケットは札幌ドームに直接電話予約するようにとの案内です。 指定の番号に電話して車イス席の予約を申し込むと、ホーム側かアウェイ側かの希望を聞かれました。 あとは名前と電話番号を伝えたら、それで予約完了。会場まで自家用車を使おうと駐車券を求めたところ売り切れでした。 ただ、一般用の駐車券をコンビニで買える旨の案内をもらいました。チケットの受取りと代金の支払いの方法は三種類あり、当日に会場で支払う方法を選びました。

  

2.札幌ドームまで
 チケットの予約後にコンビに一般の駐車場券を買いに走りましたが、売り切れで地下鉄利用にしました。 ここでは東豊線の 福住駅 からの移動環境を紹介します。
 福住駅のホームから地上へ3機のエレベータを乗り継ぎます。 改札階へはホームの中ほどのエレベータで上ります。 改札を出て連絡通路を案内に従い進むと、階段脇にエレベータがあります。 そのエレベータを上ると地下1階で、「地上」と「バスセンター」へのエレベータの案内があるので前者を使います。 駅前に出ると大きな通りがあるので、通りに向かい右方向に進むと10分ほどでドームです。
 途中の交差点ごとに交通誘導員がいます。道路は緩い下り勾配で車イスの移動負担が少ない一方、交差点の縁石で少々凸凹があります。 しばらく進むとドームの屋根と歩道橋があり、歩道橋に上るエレベータがあります。 歩道橋の上に出て、さらに進むと大階段があります。 誘導標識に従いその左脇を北ゲートに進み、エレベータを上ると主動線に戻ります。 そこにいる係員に西ゲートでチケットを受け取る手はずを伝えると、無線で名前を確認後に案内してくれました。
3.サッカーの観戦
 ドーム内はバリアフリーで、階の移動にエレベータを使います。すべての移動が遠いのが難点ですが、施設の性格上当然です。
 入場ゲートから観覧席フロアに向かう際、案内係がいたので順調に行けました。しかし、帰りはエレベータが主動線に背を向けるので見落とし難儀しました。 主動線からエレベータシャフトの壁が見えるだけで、案内標識がないからです。
 指定席は野球観戦のネット裏席でピッチ全体を俯瞰できる場所でした。
4.付帯設備
 ドーム内の各所に車イス対応トイレがあります。その中のひとつの外観と内部の写真を紹介します。
5.公共交通機関によるアクセス
 最寄り駅の地下鉄東西線 福住駅 から徒歩十数分の由です。
観客がドームに徐々に集まりますが、帰りは集中するので混雑が心配でした。この日は観客数1万5千人とサッカーにしてはまあまあ、野球なら少ない動員でした。 試合終了の笛を聞いてから帰路につきましたが、福住駅の切符売り場に列がなく、ホームに電車が二編成ありました。 先発の電車は立っている乗客もいましたが、ラッシュから程遠いものでした。

6.コメント
 コンサドーレ札幌の試合は無料招待もある由にて、聞いたところドームは招待席が多い由でした。 介護者一名を含め無料とのことですので、前もって予定の立つ方は無料招待への申し込みも一案です。